WORKS

EXHIBITION

村松 辰之介

東京藝術大学 絵画科 油画専攻 在学

自然の移ろいを保存することをテーマに制作
現代において様々な物質の保存に用いられるアルミニウムを支持体とし、
油彩によって風景を描く

「保存という行為は、時間の流れや変化から対象を隔離することを意味する。
私はその性質を絵画の中に引き寄せるため、工業的で均質なアルミニウムを支持体として選んでいる。
その平滑で反射的な画面は、外界から切り離された無菌室のように、風景を一時的に封じ込める場として機能する。

描く際には、出来事や物語性、装飾的要素を極力排除し、現象としての風景のみを画面に残すことを意識している。
それは自然を単に再現するためではなく、見せるために、そして美しく保存するための選択である。

アルミニウムと油彩が重なり合う画面には、固定された像でありながら、光や視点によって揺らぐ不安定さが生じる。
私はその揺らぎの中に、保存と変化が同時に存在する絵画の在り方を探っている。」

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